脱炭素コンシェルジュデスク
補助金活用!食品工場のLED化と自家消費型太陽光発電設備導入

2015年11月【LED化】
太陽光:100kW
課題
銀行からの融資の条件として、工場に省エネルギーの実施目標が設定され、LED化と太陽光発電設備導入の検討を進める事となりました。
【LED化】
工場内の蛍光灯は、高い天井に設置してあるため、外部の会社に球交換を依頼していました。食品工場であるため、球交換時は養生作業も必要で、かなりの手間がかかっていました。
【太陽光発電設備】
太陽光発電設備は長期間使用するため、屋根へのダメージ、落雷、ひょう、突風等、心配する点がいくつもありました。
対策
各設備にあった補助金を活用し、LED化と太陽光導入を行いました。
【LED化】
導入コストへの懸念もありましたが、補助金が大きな後押しとなり、全面的なLED化を進める事ができました。また、工場内の明るさや色味が変わってしまう事が無いように、蛍光灯と同等タイプのLEDを選定しました。
【太陽光発電設備】
太陽光発電設備に対する説明を丁寧に行い、長期使用に対する不安などを払拭して頂きました。
成果
各取組みにより、省エネやCO2削減、契約電力削減、コスト削減が実現され、これにより環境企業としてのアピールする事ができました。
【LED化】
蛍光灯の球交換に労力やコストがかかっていましたが、LED化による省エネに加え、メンテナンスコストも下げる事ができました。
【太陽光発電設備】
事前の計画通りに電力量は下がり、デマンドも下がりました。また、屋根に設置した太陽光パネルによって遮熱効果が得られ、工場内の夏場の空調負荷が軽減されました。